一話

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ミカンと分かれて数時間後、 「…ここ、なんかめっちゃ寒いんだが…。」 俺はとある洞窟に来ていた。 氷の抜け道というダンジョンみたいだ。 「氷タイプのポケモンが多いな。ボーマンダとトゲキッスはキツそうだな。」 と言いながら進んでいると、でかい氷の岩があった。 ※HGSSにそんな物ありません。 「ここでイーブイをレベルアップさせるとグレイシアになるんだよな。でもガラルでは氷の石で進化するって言ってたなぁ。そういえばグレイシア達元気かなぁ?次の街に着いたら一回家に連絡入れよ。」 さらに数時間後。 「出口どこだよここぉ!もういい、強行突破だ!頼んだギルガルド!」 俺はギルガルドをボールから出した。 そして、 「壁に向かって聖なる剣!」 ギルガルドに聖なる剣を指示した。 ギルガルドは聖なる剣を繰り出して、壁を崩壊させた。 「よし!これで大幅に時間カット!」 そして俺は氷の抜け道を脱出して次の街、フスベシティへと着いた。 あ、聖なる剣をやる際には生態系が崩れない様にやったので、大丈夫だ! …大丈夫…だよな…? まあいいや、何かあったら兄貴のせいにしよ。 〜〜 その頃シルフカンパニーでは 「へーっくしょーい!」 クロキがくしゃみをしていた。 〜〜 「よっし、着いた。とりあえずポケモンセンターでポケモン達を回復させつつ暖まろう…。氷の抜け道寒かったよマジで…。」 そして回復が終わったタイミングで俺は、ポケモンセンターに備え付けの電話で実家に電話をかけた。 「あ、繋がった。もしもし?」 「!ミスト兄さん…!」 「お、ユリカか。数週間振りだな。んで、久しぶりレイン君。」 「ご無沙汰してます。レインです。」 ちなみにユリカとレインは制服姿である。 となると、今日は学校帰りにそのまま家に来て2人は【おうちデート】というやつをしているわけか。 「あ、そうだ。グレイシア達は元気か?」 「元気だよ!今ウーラオス達と遊んでるよ!」 「そっか。なら良かった。」 「あと兄さん聞いて!この間ガラルに研修旅行に行った時にね、レインがドラメシヤのゲットを手伝ってくれたの!ようやくドラゴンポケモンが私の手持ちポケモンに追加されたんだ!」 「そうか。そりゃ良かったな。レイン君もありがとな。これからもユリカをよろしくな。」 「いえ、尊敬しているミストさんにそんな事言われるなんて光栄です!」 「兄さん、ドラメシヤがドラパルトに進化したら連絡するから、一回戻ってきて!バトルしよ!」 「…!…ああ。待ってるぞ。あ、オカンは?」 「お母さんはゲッコウガ達と買い物に行ってるよ。」 「なるほどな。グレイシア達も元気そうみたいだし、じゃあそろそろ切るな。」 と言い俺は電話を切った。 元気そうでよかった。
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