6人が本棚に入れています
本棚に追加
いつのまにか夜が明けていた。隣の病室が騒がしい。
「ダイチさまー、流行り病なんてロボットには感染りまセンカラー、早く面会してクダサイ!」
「いや、こんなときだからチャンスなんだよ。お前と離れられる。なあミツコ、頼むからほっといてくれよー。それに病院内では静かにしてくれよなー。怒られるのはこっちなんだから。」
「ダイチさま、元気そうでよかったデス。ワタクシてっきりダイチさまがモテなさすぎて、ふてくされて流行り病にかかってしまったのかと。」
「どんな病気だよ、おい!」
「それにしても、民間の病院で受け入れしてくれるところあってよかったデスねー、しかも格安デ!」
「ほんとそれだよ。感謝感謝。」
最初のコメントを投稿しよう!