Thank you because you’re my...
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近くに他の患者がいるのを改めて意識してしまうと、僕は急に恥ずかしくなって、目の前にいる人をなるべく同級生ではなく医師として扱おうとした。 「大切な患者のひとり、だよね。治療ありがとうございます。ああ、あまり近くにいると流行り病が
感染
(
うつ
)
ってしまうから。」 彼女も同じようにもじもじしていたが、赤らめた顔を微笑ませ、もう一度呟くのだった。 「ありがとう。世界で一番大切な人。」 おしまい
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