犯罪者VSうそつき

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騒がしく、犯人を捉え、生徒達が互いの無事を確認し合う。 その声を倒れながら上部と誠は聞いていた。 「…上部…お前…。」 誠は手足を縛られて動けないが、上部が倒れている事や状況分かっていた。 「…かかか…。気にすんな、誠。 弾はお前から見えへんかもしれんが、足にしか当たっとらん。 後で病院で手当すればどうってこた無い。」 そういうと、救急隊が上部と誠を別々に搬送する。 《…あかんな…。 …いや…ええんや。 …俺は…【うそつき】やから。 …これで誠も自分の責任…背負い込まんで済む。》 上部は背中から大量に血が溢れていた。
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