一章0話 血の微睡み

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一章0話 血の微睡み

※この物語はフィクションです。前作『鬼の再現物語』を読んでから読む事を強くオススメします。駄作です。 なんか四万字以上あるので読むのは頑張ってください。 ↓ ↓ ↓ 「チッまたか」 俺の目の前には血が広がる。そこには生きているものもすでに無いものもあった。 「ガハッ、、、、お前、、、」 そう言って、最後の人間が血の中に倒れていった。 「流石っす!」 「いやぁ、すげぇっす!」 下の輩が血塗れの奴等を見てそう言った。俺はその言葉を何度も聞いていた。何人もの人間を殺した。だが、どうでもいい。あいつらが先に喧嘩を売って来たのだ。俺らの縄張りに入ったらどうなるかぐらい分からなかったのか。俺の行動は正義だ。間違ってない。 「ふんっ、『それ』片付けとけよ。サツにバレたら面倒でしょうがねぇからよ。」 「「ウィッス!!!!」」 俺は下の輩にそう言ってその場を離れた。ここは所謂暴力団の支配下にある。そして、1番でかい組織が俺の所属する「ジュれハらンH」だ。下部組織もあり、それは将来有望な輩が入る。そして俺はこの組織の幹部を務めている。この街は治安が悪い。だからこそ、縄張り争いはしょっちゅうだ。だが、この俺に勝負を挑んでくる奴は無謀かアホか自過剰のどれかだ。 「ふぅー、ったく。余計な手間掛けさせやがって。」 俺はアジトに戻り、次のターゲットを確認しようとした。ようは、組織を大きくする為小さい組織を取り入れるという事だ。紙を確認しようとしたその時、 「ガハッ!?」 突如、刺激が身体中に走る。何だ、、、!?意識が遠のいていく。最後に見たのは薄気味悪く笑う誰かの顔だった。 1話目は3/31(水)公開予定!
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