ダラケ部!

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「…そりゃあ、私はあなたたちのような家の者ではないので」 ツンとそっぽを向いて言うと生徒会長がくすくす笑う。…どこか面白いところでもあっただろうか。すると笑いながら席を立ち、どこかに行ったかと思うと何かを持ってすぐ戻ってきた。そのよく知るメーカーだ。勿論飲んだこともある。普通に美味しいなと思ったけどここまでの美味しさってあったけ?私の知らない間に品質改良とかされたのかしら…? 「表情、コロコロ変わって君は見ていて飽きないなあ」 「いや、だって!嘘だ。…この紅茶、私の家にですらあるやつだし!でも、なんでこんなお店で飲むような風味がするの?!」 私を皆でからかってるわけでは分かるけど、私の反応を見て楽しんでいるのが何か悔しい。すごく悔しい! 「ねえ、富ちゃん」 「富ちゃん?!」 いきなり生徒会長にそう呼ばれて飲んでた紅茶を吹き出しそうになる。やばい、やばい。汚すところだった…じゃなくて! 「ここに小毬先生がいます。教えてもらったら?そうしたら毎日美味しい紅茶飲めるよ?」
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