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食器の音だけが響く部屋。
ふと気づけば既に隆二は食べ終わり僕をじっと見ていた。
「考え事?」
「え?いや、隆二疲れてるなと思って」
「……ああ、ごめん。明日からは頑張って早めに帰ってくる」
「うん、無理はしないでね」
「ありがとう。食器は俺が洗「だーめ、隆二はこのまま歯を磨いて寝る。」……わかった、お休み美琴」
そう言っておでこにキスしてくれる隆二。
目を合わせると優しく笑って歯を磨きに行った。
ああ、いつもの隆二だ。
ほっとしながら食器を片付け歯を磨き、既に眠る隆二の隣に潜り再びおやすみと伝え目を閉じた。
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