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「で?朝から校舎の前で180超の男と150そこらの女がいちゃついて中々入れなかったんだけど」
「ご、ごめん。でもね紫音、僕男!」
「そうだっけ?」
「もう!」
こっちは怒ってると言うのに「機嫌治して」と頭を撫でて来る彼は天谷 詩音。俗に言うショタ顔の彼は151cmの僕より3cm程身長の高い親友。可愛い顔して凄い(酷い)事を考える時があるけど僕(友達)思いの良い人。
「てゆうか会長久々に見たけどすっごいオーラだね」
「疲れてるから尚オーラを放ってるよ」
「確かに疲れてる感もあったかな。そりゃ有馬財閥次男でこの腐った学園の生徒会会長で手を焼く恋人がいるんだから…」
「ちょっと!どう言う意味!」
「ははっ、事実事実」
「しーおーんー!」
こうして教室では詩音とのじゃれあいから始まり、授業を聞いて、昼休みと時間が過ぎていった。
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