中学3年・春

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中学3年・春

私は平凡な中学生だ。顔も普通、成績も普通。 そんな私にもひとつだけ未来が見える。 私の席から見える学校で一番大きな桜の木。ほとんど散って葉桜になっている。 あの桜の花がもう一度ひらく頃、私は失恋する。
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