春から夏

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春から夏

季節は春から夏になりかけていた 僕は家の縁側でぼんやりとしながら座っていた 空には無数の星がきらめいている 僕の家は神社だった 親は神主で、僕のことを跡継ぎにしようとしてきたが、母が「この子の将来なんだからこの子に決めさせましょう」と行ってくれたおかげで僕は跡継ぎにならずに済んだ
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