春から夏

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今日は葉桜まつりという年に一度のまつりをやっている日だ そのため、家に親がいない 下の方で水音がして星から下へと視線を落とす 池にいる鯉たちが口をパクパクと激しく動かしている 「…あー…この時間だっけか」 僕は立ち上がってキッチンにある餌を取りに向かった いつも鯉に餌を与えたいたのは母だったから、この時間に餌を与えてるのに気づかなかった キッチンの戸棚から鯉の餌を取り出し、少量だけ、鯉に与えた その時、花火が上がった きっと葉桜まつりの花火だ
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