答えは

2/2
0人が本棚に入れています
本棚に追加
/14ページ
彼女はもうすぐ夏なのに、震えていた 「ほん…とに…?」 彼女の声は、涙に濡れていた 「……うん」 彼女を僕は抱きしめた ゆっくりと、頭を撫でる 「…怖かった、言うのがずっと」 彼女は震えながら、僕にそういった 「…そっか」 僕はまるで子供をなだめるように、言葉を続けた 「…言ってくれてありがとう」 彼女は僕と目を合わせ、僕に目配せをして 指と指を組みながら 僕らは海に当たる夕日の中 そっと、キスをした 初めてのキスは、甘酸っぱくて 少しだけ、海の味がした
/14ページ

最初のコメントを投稿しよう!