第60章 最後の休日は…うふふの、ふ

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理が先にお風呂に入って、私が最後だ。ハンドドライヤーで髪を乾かしてから脱衣所を出てゆっくりとリビングに行くと、理がソファに座って足を組みながら、箱を開けてゴソゴソ何やら取り出している。小さな段ボールに何か入っていたらしい。おもちゃか何かかしら。でも、よく見ると箱には伝票も入ってないし、茶色の段ボールだけ。 「なぁに?なんか頼んでたの?」 私は理の隣に座ると、理は頷いて、 「そう。昊に」 と答えると、私はその場で固まってしまった。理はニヤリと笑っている。 「そ、…そら?」 嫌な予感しかしないんですけど。 私はすぐに立ち上がると、理は私の腕を掴んで、 「さぁ。此処でちょっと使ってみようか?」 と言って私をソファに押し倒してくると、私のパジャマを脱がし始めた。 「ちょ、ちょっと?!」 理はニコニコ笑って私のパジャマを脱がしていくと、上半身裸になってしまった。 「理?!」 「新商品。頼んどいたから、昊が早速持ってきてくれた。自分も試す〜とか言って家ん中入りそうになったから、蹴飛ばしといたけどな」 そう言って濃いピンク色の怪しい形のナニカを手にして、スイッチを入れたっぽい。なんに使うものなのか、見た目じゃ全然分からない。ジーッという音が聞こえてくると、私の胸に押し当ててきた。それも、胸の先っぽに当ててくる。すると、何やら生温かい感触で、舐められているような感覚になってきた。
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