友達になりたい

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友達になりたい

 翌日、蒼は雨宮を呼び出した。 「お前本気?」 「本気だよ!」 「っ…天を裏切るような行為を見れば俺は容赦しない。例え同級生だろうが」 「わかってる。でも僕は蒼君とも友達にならないと条件はのまない!」 「は!?なんでそこまで友達にこだわんだよ」 「…ずっと気になってた。いつも2人だけの世界が作り上げられてて。なんか羨ましかったのかも…」 「?羨ましいって十分友達いんだろ」 「あんなのはじゃん。笑ってないだけで不思議がられるような所だよ。だからしっかり自分をもってる2人がかっこよくて。」 「何だ、いい子すんのも飽きたからか」 「もう!そうじゃないよ蒼君っていじわる!」 (蒼と雨宮が言い合ってるとか笑えてくる) 「ふふ」 「天君何笑ってるの!なんとか言ってよ〜」 「うん。ねえ蒼どうかな?友達…作ってみない?」 「天が…どうしてもって言うなら…」 「おー!天君!!」 「こいつ!馴れ馴れしく天に触んじゃねえ!」 (少し雨宮に期待した。俺たちにはこんな風に光を与えてくれる存在が必要なんだ。)
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