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変な依頼
そして18時になって家のインターホンが鳴る。
「1週間ボスがいないので、如月家寄らず依頼場に直接行くこともできますがどうします?」
「そうしよう。今日の仕事は?」
「相手側に付いてるギャングを潰してほしいとのことで、社長からも今後邪魔になる可能性があるので潰しといて損はないとのことです。」
「相手側ってことはまた政治家か?」
「その通りです。今力をつけてて地下格闘技などもしてるみたいですよ。」
「どんなに力をつけようが俺らには勝てない」
「潰すって殺せばいいってこと?」
「解散させる。というのが今回の目標なので、解散させたら一応問題はありません。」
「ふーん」
(解散だけ…?)
「では、このまま向かいますね」
そして黒田は目的地に連れて行った。
「一家というより地下のたまり場って感じ」
「しかもだっせえチンピラのね」
建物は地下室に続いていて下に行くに連れ激しい音と明かりが見えてきた。
「やってんねえ!これが地下格闘技か」
「不良共が殴り合いしてるようにしか見えない」
「主催者は恐らくあいつだぜ。どうする」
「とりあえず人が多すぎるな」
すると偶然なのか、仕組まれていたのか急に音が途切れ、「警察だ!」という声が響いた。
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