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同級生に見られて
____________ガチャ。 !?
「人多いと疲れるなぁ…うわ、急に止まんなよ」
「えっ…天くんと蒼くん?」
「雨宮くん…こんなところで」と話しながらドアを閉めた。
「僕はここで清掃のアルバイトしてて、って2人はウェイターのバイト?何でホテルに」
喋る雨宮の口を塞ぐように蒼が手を押し付ける。
「この部屋は開けるな。そして俺達がここにいたこと誰かに話でもすれば殺す。何なら今…」
雨宮は怯えた顔で蒼の顔を見てた。
まるで昔のお前みたいに。
「蒼、その辺にしとけ。雨宮くんこの部屋開けちゃダメだよ?いこう。」
俺達は出口に向かった。
「口封じに殺しといた方がいいんじゃねえか。」
「あいつの依頼は来ていない。無駄なことをするな」
「…無駄ね。まあ報告案件だ」
「…」
外に出ると黒田が待っていた。
「ボスが報告事なければこのまま2人をご自宅にという事だったのですがよろしかったですか?」
「ああ、報告は何もない。家に頼む」
「おい!天!」驚いた顔で俺を見ていた
本来なら雨宮の事は伝えるべきだ。
「話なら後で聞くから…黒田出してくれ」
「じゃ、黒田お疲れ様」「お疲れ」
俺たちにお辞儀をして黒田は車に戻っていった。
(ああ、家に入ってドアが閉まれば…)
ドンッッ!!(やっぱり)
「お前どういうつもりだ」
床に押し付けられ蒼がの腕で首がしまる。
「蒼…苦しいから…学校の奴を巻き込むわけにはいかないだろ。さっきも言ったが依頼すら来てない。」
俺の力じゃ敵うわけない
「違う、あいつの事なんか…」
「蒼…?」
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