桜の木の下で、友達宣言

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ある日の放課後。 カフェ寄ってから、帰ろうかな。 そんな呑気な考えを、吹き飛ばすことが起きる。 「おい」 「へっ?」 史華が、遊理に声をかけた。クラスメイトは、ヒソヒソと何か話している。 「目えつけられたんじゃね?」 「うわ、可哀想〜」 同情のような声が聞こえる。 「あの、何ですか?」 「いいから付き合え」 史華が、誰かに声をかけるなんて珍しい。 少し、距離を置いてついて行く。 しばらく歩くと。 たどり着いたのは、駅前のカフェだ。 「何飲む?」 「え?あ、クリームラテを!」 何がしたいの? クリームラテを頼んで、買ってくれた。 席に座って、普通に飲んでいる。
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