第2章 大統領の演説

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「だいとうりょう。おはようごぜえ、ぜえます。  きょうも、また、はなしてくれるだよね。」 その声に気づいた何人かの人間達も、集まってきて、声をかけてきた。 「そうだなだ。ありがていはなじ、きょうも、してくれれや。」  ”私は、ここで、毎日演説を行っていたということなのか?”  “戦争が始まりかけているという記憶は間違っていたのだろうか?” パクは、白衣の天使の方を見た。彼女も、不思議そうにこちらを見ている。 そして、パクのほうに、優しい笑顔を見せて囁いた。 「ぺ・・、パク大統領、今日は何か変ね。からだの具合、大丈夫?」
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