2人が本棚に入れています
本棚に追加
前説だとすると、取りあえず、問題は自分自身の気持ちだけだ。
しかし、もし、後説が正しいとすると、パク自身が何か不審な行動を取ると、この国の大統領という立場上、危険な目に会わされる可能性がある。
つまり、もし何らかの方法で、パク自身の記憶回路を代えようとしたが失敗してしまい、今までの記憶が残ってしまった。
まだ、敵(今はこう呼ぶしかないが)は、気がついている様子はなさそうだ。
あの看護婦が抜群の演技をしているとすると話は別だが。
ここは、やはり、正気に戻っていない風を装い、真実を探っていくしかなさそうだとパクは結論づけた。
最初のコメントを投稿しよう!