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頬のぬくもり
君がいると私に戻れる
私の隣にいつもいて
私の居場所を教えてくれる
君は私に微笑んでこう言うんだ
「好きだよ」
そう言って抱きしめる
私はゆっくりあなたの肩に頬を預ける
こんな素直な恋愛
大人になるほど難しい
思う所はずっと多くて
両手で抱えきれなくなりそうだ
きみが居なくならないように
私はまぶたの重みを感じながら
ふわっと頬をすり寄せた
そうしてゆるゆる目が開いて
夢がゆっくり離れていく
私は両手で毛布を抱きしめ
ゆっくり頬を寄せる
まどろみの中にまだあなたの温もりを感じ取れるうちに
私はもう一度目を閉じた
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