赤字フラグと時を経た回収

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と、いう訳でわたしは今創作をしている。主に部屋着で。  紙媒体冊子の内輪の創作ではなく、webで公開するのは初めてで、瞬く間にどなたかが作品を高覧して下さる仕組みにまず衝撃だった。  大きなコミケ会場の自ブースに毎日座っている気分だ。 そのブースからでも沢山の素敵な作家様との出逢いがあり、毎日ブースから顔を出して優しい挨拶を交わしたり温かな会話をし、互いの作品を読み合う関係にひたすら感謝しかない。  管理職経験は少しだけあれどゴリゴリ管理職じゃないアクティブユニット前衛主力社畜だったわたしは、初めてマネジメントの苦労を知った。 もう数字は見るのをやめようと思ったりした。 そもそも計算が一番苦手である。  ただ、読者の方に読んで頂く事により、今までは自己の感情の未消化の消化だったり、基本的に現実逃避(少し社会への啓蒙的(けいもうてき)な詩も創った事はかつてあるが)がメインだった自分の創作への意識が、勿論(もちろん)自己満足は基礎土台だが、ただの自己満足になりたくなく付加価値を付けたいという方向にシフトするようになってきた。  いざ描き始めると、ただ描くだけじゃなく、毎日好きな作家様の作品も楽しく拝読するようになった。  退化したモンスターが進化するようなアプデ感。  モンスターになった事は無いが、イメージ的にはポケットがつく彼らが進化する時光るような感覚である。 ちなみに、関係無いがもういい!!戻れ○○!! の、『もういい』は、労りなのか期待外れにがっかりなのか、どちらにしてもわたしが彼らならあまり言われたくない一言である。 本当に関係無いが、とりあえず、 創作に、乾杯!!
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