19人が本棚に入れています
本棚に追加
/8ページ
そこに、現在進行形で歴史案件となってしまった COVID-19パンデミックが起きた。
子供の頃初めて創ったファンタジー小説で疫病蔓延の話を描いたが現実化すると恐怖と不安しか無く、現代のような医療レベルも情報化も無い中黒死病蔓延の時代に生きた人々はどれだけ恐怖したのだろうと胸が痛くなった。天に生かして頂けている事、その事に深く感謝をしたー・・・
と、同時に
執筆用に購入した、百円で買い叩いた元値六千円の洗える着物は自粛生活の中、帯を用意する間もなくお蔵入りした。
なお以下間抜けな追記であるが
どうも百円は罠で(気付けよ)呉服屋はフットインザドア方式で四万の着物を売るのが目的だったらしい、他県に住む友人も同じ手で訪問着を買ったらしいので、呉服屋も生き残りをかけて苦境に立たされているのは解るが(全ての呉服屋がそうという訳ではないが)客釣りの為にトルソーに着せられていたどう見ても百円では無いであろう小豆色に薔薇柄の洒落た可愛い百円着物は死守して逃げきった。(みんなも気を付けよう!!)レシートには六千円が特価百円と打ち直されていたー・・
そんなこんなてんやわんや。
は、さておき。
最近読んだブログで人間誰かの為という言い訳が出来たら急に力が湧き出す事があるとあったがまさにそれで、前出の経緯に加え、昨年秋に相方から『(創作)活動しよう』と、背中を押される事が決定打となり、その幼い頃から変わらない気持ちが嬉しく、また誰かの為はわたしの為という大義名分が生まれたがゆえに、わたしの創作スイッチは一気に入った。
最早百均着物など二の次である。
パンデミック収束を待ってもカフェで着物を着て執筆という難易度の高い条件は一旦外さねば小説は永劫出来上がらないだろう。
光陰矢の如し、メメント・モリである。
最初のコメントを投稿しよう!