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それとほぼ同時期に、ロックバンドETERNAL TIMESが活動を再開させるというニュースが飛び込んで来ました。
併せて、活動休止の大きな理由でもあった病気療養中であるベースの田辺涼さんに代わり、石川靖夫さんを新規メンバーとして迎えることが発表されたのです。
そして、ニューアルバムの発売に合わせて行われる再開後初の全国ライブツアーのメンバーに、キーボードとして優司さんも抜擢されました。
活動再開に向けた雑誌のインタビューでボーカルの名取橋崇志さんは、新生ETERNAL TIMESは、若いパワーを取り入れて行くと発言しています。
その白羽の矢が、交流のあった優司さん、そして靖夫さんに向けられたのです。この報せを受けて、Off Shore Dreamは無期限活動休止を発表します》
場所は変わり、FMジャンクション本社にある大きなスタジオのソファーに優司が座る。
「とても貴重な経験でした。まるでモンスターのようなETERNALTIMESの皆さんと、一緒のステージに上がれたんですもの。それはもう、一生ものの宝物ですよ。
もう、来るとこまで来たな。って感じでした。これ以上、プレイヤーとして何を望むのか。って僕の思いが伝わったんですかね。ライブツアーが終了する頃に、素能子ちゃんから夜の生放送のオファーをもらったんです。
そして今がある。って感じですかね。今でもこうしてここから、僕でしか感じられない思いを。僕でしか伝えられないことを、ここから発信しているつもりです」
『今までのお話を聞いていると、とても恵まれた人生だなと思うのですけど』
「そうですね、僕もそう思います(笑)。これだけ好きなことをやって来た奴って、そういないと思いますよ。だからこそ、その瞬間瞬間で携わってきた人達に感謝しています。
高校時代のOSDに参加する時、陸上競技部をやめることを快諾してくれた顧問の先生。
こんな僕を招き入れてくれた大学の先生達、FMジャンクションのスタッフ、Surf106のスタッフ。
いつもわがままを聞いてくれていた貸スタジオの人達。ライブやステージの設営をしてくれた人達。
関わって来たミュージシャン達。素能子ちゃん、真樹。靖夫さんやミナコちゃん。高校時代のOSDのみんな。
そして今は、僕の番組に耳を傾けてくれている皆さん。言い切れないほど、今までの僕に関わってくれた人達。その皆さんに感謝しています」
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