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キスをして力が抜けたのか、彼の腰が動き始め、ズンズンと奥を突き始める。
キスをしながらお互い、擦れ奥に当たる快感と刺激で吐息を漏らし、次第にさらなる快感に激しく求めあう。
自らも腰を振り、彼の腰の動きに合わせ、牡を締めつけ擦り、蜜を溢れさせる。
部屋に2人の吐息と喘ぎ声、そして、腰を打ちつける音。
シーツには溢れ出た2人の交わった蜜のシミ。
激しく求めるように、牡を打ちつける彼の飛び散る汗が顔にかかり、私は先に達してしまう。
けれど、彼の腰は止まらずそのまま奥を打ち続け、牡を締めつけている私にも分かるほど中で大きくなった牡が一斉に放つ。
ドクドクと放つ牡にまたイかされ、締めつけ、絞り取る。
全て放つと、すぐに彼は牡を抜き処理をして、新たな膜を纏わせすぐに中へ戻って来た。
「遥希……ちょっと…待って……」
「ダメだ……海……」
そう言って、私の中を牡でかき回し、私の感じている顔を見て微笑み、激しく追い詰める。
私の両手を引き奥深くを突き立て、快感でおかしくなりそうになり、涙を流して首を横に振る。
だが、彼は微笑んでキスをし、腰を止める事はしない。
私の中を堪能するかのように、中を擦り、突き上げて放つ。
何度イかされたか分からない。
達しても達しても、彼は攻め立て私を逃がそうとはしない。
だけど、嫌じゃない。
痛い事や嫌な事は何一つなく、ただ快感で追い詰められ、どうしようもなく気持ちよくて涙が溢れるだけ。
彼は私の体が求めている事を分かってやっている。
そして、彼もまた、ただ私を求めているだけなのだから。
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