ある少女の逃走記

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「大丈夫か?」 軍服の男の子が話しかけてきた。 「ああ、おかげでな」 さっきの子が答える。 「一応俺らのとこである程度治療したほうがいい。あの巡洋艦に乗れ」 軍服の子がそう言って私達を引っ張っていった。
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