古代種と擬人種

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「あの……ユウトさん…… そんなに胸を凝視されたら困るです…………」 「あっ! ご、ごめん…….」 ついそれなりにある胸元を凝視する形になってしまい、咄嗟に目を逸らす。 青色の半透明で、大事な部分は見えないよう服みたいにゼリー体で隠しているとはいえ、見た目は同い年くらいの女の子だ。 気を付けなけねば……… 「いやいや、スラ子さんよ。 俺は忘れとらんぞ、性的に襲われたことを。 今さら過ぎるだろ」 「……それはそのー、若気の至りみたいなー……です?」 どんな若気の至りだ。 ああ、話が進まん。 「もうそれは良いから続きを!」 「は、はいです!」 スラ子も話を丁度逸らしたかったのか、アルターについて残りの情報を口にしていった。
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