魔眼の力

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魔眼の力

「本当にごめんなさいです~!」 「ごめんで済むわけねえだろ。 レイプされたんだから」 「すいません~! ユウトさんの目を見ていたら何だか興奮してしまって…………です……」 俺の目を見て? それが彼女の様子が急変した理由なのか? やはり先程の心奪契約(ロック)とか言うのが原因なのだろうか。 「なんでそんな力が俺の右目に…………。 そういえば、此処に来る前にあの機械音声がなんか言ってたな」 確か、スキルがどうたらとか、転生が……とか。 スライムを目の当たりにしているのに今さらだが、此処は異世界なのか? 「なんです? 許してくれるです?」 「なぁ此処って地球か?」 「ち……きゅー? どこです、それ?」 なんてこった、異世界だと決定してしまった。 そういえば今思い出したが、最後に分解するだとか言ってたな。 「ーーマジか…………」 「はい? あのぅ、取り敢えず服脱ぎませんと風邪を…………」 「お前のせいだろうが!」 「ふひいっ!」 そう、俺のTシャツとジーパン、そして身体全体が今、スライムの液体まみれなのだ。
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