イッヒ

1/1
0人が本棚に入れています
本棚に追加
/1ページ
 あるむすやふしるつやしゆ!噛みました。  僕はあの、何も言うことはありません。何も言うことはありません。  むれゆふつふちへて!な噛みました。  僕はあの、何も言うことはありません。何も言うことはありません。  むらちはなたるかたすまはたかるか!すいません。    間違えました。  また間違えた!そしてそれを認識した今も間違えの途中!どうでもいいもうこんなの!ってなりそう。  間違えました。  まるたるかきはち!噛みました。  あーもう。ってなるほど特に起伏ある日々にはいません。  つるなかるあ!あ ぬ?に、に!  ぬ!あ?ぬ!な  た!あうあ!あか な!なき!  小学校の頃に  小学校の頃へ  入学式の陽光へ  卒業式の残響へ  諦めながら笑って  英語話しながらドイツに居る。  たるたらぬな!に!  月60000円ずつ払って!  夢が連続するということは睡眠が浅いということだねふむふむ!  ビックリマークの羅列。それに後ろの文が丸々強調されちゃうんだ。不思議な世の中だろ。  文字が、文字がね勢いづいちゃうんだって、おかしいね。  その君の三つ編みのほうが変だ。  私、本当に今年中に終わっちゃうと思う?  いや、僕が未来人でもあるまいし、そんなの決めつけだ。  でもその三つ編みは解いた方が良いよ。  私、本当に今年中に終わっちゃうのかしら。  あんまりそう悩む事はない。  その数日後、彼女は死んだ。悩んでる人がいたら、一緒に悩んであげよう。悩むななんて、言わないであげてほしい。悩むことなんかじゃないなんて言葉は響かないと思った方がそう断言してしまった方が良い。とりあえず、彼女は居なくなった。そうして僕は葬式に出た。彼女の遺影とそれを拝むクラスメイトの背中、その2、3人後に、僕。僕。僕。  線香の香りが僕の喪服に付いて、そうして離れなかった。部屋に入るときに塩は振ったんだけど、匂いは取れなかった。僕はフェイザー音がぐわぐわとかかるギターを主軸にした。壊れた音楽を聞いたよ、その夜にね。君はそれについてどう考えるんだろう。そしてクラスメイトはそれぞれの部屋に帰って、全く同じフェイザー音の強い特殊な音楽を聞いた。それは偶然で、お互い知り得ない事、そういう奇跡が各地で起こった。君が祀られた夜。そういう細かい偶然が各地で起こっていたんだ。
/1ページ

最初のコメントを投稿しよう!