普通になりたい僕の話

事後の話し

♦ ♦ ♦

何となく目が覚めてベットから降りる。
(昨日ゲームやりこんだからなぁ)
「眠い…」
まだ眠い目を擦って制服のシャツを着る。
(そういえば今…何時だろ)

…8時半か。
家の学校の登校時間は8時だから…

……。夢だよな？
30分オーバー
もう一度目を擦って時計を見る。
8時半。夢じゃねぇわ

「おい玲央ぉ！！！何してんだぁ！」
まだ寝ている玲央を叩き起す

「うぉっ！何だよ？」
「何だよじゃねぇよ！今何時だと思ってんだよ、お前！」

「えーと…、8時半…。うっそ。」
「お前僕の事起こすっつたよなぁ！！！！」

「ごめんって！ごめんってw許して？」

「お前のエロ本全部晒してやるよ。
明日お前の机の上に置いといてやるよ！」

「それはやめなさいよ！プライバシーの侵害よ！空クン！」

「何おねェ口調で話してんだよ！気持ちわりぃ！ふざけんなよ！！」

『キーンコーンカーンコーン♪そろそろ1時間目が始まるよー！遅刻した子は生徒会からのお仕置がまってまーす♪』

は？何だよこの放送。
つーか…
お仕置って嫌な思い出しかねぇよ！！！
2日連続なんて僕もう死ぬぞ？

「あー…。やべぇな。急いで行くか、空？」

「お前のせいだからなぁぁ！！！」

(絶対コイツのエロ本晒してやる！！)

僕達は急いで寮を出た。