遅刻

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遅刻

「はぁっはぁ…。ゼイゼイ……」 あれから5分、普段は15分かかる寮と教室をダッシュで移動してきた。 (この世に神はいねぇ…) 「あーぁー。ごめんねー?空…。でも間に合ったしいいじゃん?w (ブチッ(^ω^#)) 「うるせぇぇぇ!!お前のせいで遅刻してんのよ!?なんなんだよ!お前!」 「WWWあー。空怒った。可愛いねーw」 もう限界だ。殴る!👊🏼 僕は玲央の顔面にストレートを打ち込もうとする。 ブンッ 「あ、空?それと、今授業中ねー?」 「あ?」 今更気づいた。今は授業中だ。 クラス中が僕らに注目している。 そりゃそうか、授業中にけんかしてんだから そう…授業中にけんか…授業中… 玲央を殴ろうと精一杯振るった腕は授業中と気づいた今、止めれる訳もなく、 バチンッ 授業中にけんかする僕達を指導しようと近ずいて来た先生の顔面に直撃した。 それだけならまだよかったんだ。 最悪なのはこれから、 殴られた衝撃で、先生の頭…いや、ズラは、 ふわりと宙を舞った。 ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ 死んだ。
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