遅刻

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シン……。 教室を舞って静かに落ちた先生のズラはおぞましいほどの雰囲気を作り出している。 「っ…!なん…で。こんな…。」 震えながら先生がこっちを向く おいおいWWWWWやべぇじゃん。 終わったな。 「瀬川と神崎は放課後職員室な」 キーンコーン…。 ちょうど授業の終わりのチャイムが鳴る。 先生は真っ赤になって震えながら教室をら出ていった。 「…どうすんだよ、玲央」 「…知るか。お前のせいだろWWW」 「ちげぇよ。完全にお前が悪い。」 「はは…。」 僕達は何も知らない人からしたら呪われているように見えるような表情でそんな話をする つーか、放課後○○に来いって… 嫌な思い出しかねぇんだよ。僕は… 「空と玲央〜!!なにしてんの!」 パタパタと駆け寄ってくるのは心配そうな顔をしている優だ。 「まさかあれがズラだったなんてねぇ…」 優が呟く。 「やめろ…。その話をするんじゃねぇ。」 そうやって僕の1日は最悪の始まり方をした
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