神殿を守るもの

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神殿を守るもの

 アルマーたちは魔法でダーマ神殿へやってきた。 「早く地下へ」  地下へ行ったが、何者かが守っている。 「こいつは……」 『大魔王様の命により、ここから通すわけには行かぬ』 「とおせんぼか。だが、こっちも通らなければならないんだ」 『腑抜け勇者め。通りたくば、私を倒してみよ!』 「やってやろう」  キングゴーレムが現れた。 「はあっ」 『挑発に乗る口だけ勇者め。それで勝てるか!』 「ぐあっ」  アルマーは飛ばされた。 「アルマー、一人じゃ無理だ」 『仲間がいるのに、情けないものよ。姫一人守れないなんてな』 「なんだと?」 「アルマー、落ち着け!」 「くそッ。たたっ斬ってやる」 『飛ばされたやつが大口叩くな! 死ね!』 「ぐっ」 「はあ!」  間一髪、タツの魔法で助けられる。 『ふん。力だけではその程度か。仲間に助けられるなど、情けない』 「力を合わせないと」 「そうだ」 「行くぞ、みんな!」 「おう!」 『掛かってこい!』 ・ ・ ・ 『ここまでやるとはな。だが、あと三人残っている。倒せないとこの中へは進めない。餞別に回復してやろう』  アルマーたちの体力と魔力が回復した。 『頑張るのだぞ』  キングゴーレムは倒れた。
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