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仲間集結
「くそっ。俺がふがいないばっかりに」
アルマーは悔しがった。平和な毎日に魔物が侵入し、姫を守れなかった。
そんなとき、仲間がアルマーを訪ねてきた。
「アルマー」
「お前ら」
かつての仲間、戦士のテツヤ・賢者のタツ、バトルマスターのマコトだ。
「姫はどうした?」
アルマーは事情を話した。
「なんだって? 魔物にさらわれた?」
「ああ。急に襲われてな」
「落ち込んでる場合じゃないだろう! 助けに行かないと」
「そうだな」
「けど、どうやって助けるんだ? 場所も分からないのに」
「わからない? あんなに旅してきたのに、分からないはずないだろう」
「あっ」
「しっかりしろ、アルマー!」
「すまない」
「いくぞ!」
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