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「近道は無いものか」
「俺たちはもう一度魔王を倒してるんだ。道具だってある。魔王の城にすぐに行けるだろう」
「そうだったな」
アルマーたちは町を後にした。
「ここからだと、スノービレッジが近いな」
「船がないと無理だが、この近くからでは乗れないぞ」
アルマーの町は岩に囲まれて、大陸を渡らないと船に乗れない。
「移動するか」
タツの魔法で北の大陸の町の近くに移動する。
「ここなら、船に乗れるはずだ」
しかし、
「船がない?」
「その前に、魔法で行けば良いんじゃないか?」
テツヤが指摘する。
「そうだったな。悪い」
タツの魔法でスノービレッジに向かう。
「ここに来るのも久しぶりだ」
「魔法のじゅうたん以来だな」
「それは違うだろう。呪い以来だ」
「ここから北に行って、洞窟を・・・って最初から魔法で」
「わざわざここに来ること無かったんじゃないか」
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