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魔王城に突入
「よし、いくぞ!」
アルマーたちは魔法で魔王城に。
『来たか。虫けらども。ここでお前たちを墓場へ連れていってやろう。行け、わが手下どもよ!』
『お前らなど、ここで蹴散らしてくれる!』
手下が三匹現れた。
「一気に倒すぞ!」
『ふはは。お前らごとき、俺らの相手じゃない。死ねー!』
しばらくして、アルマーたちは膝をつく。
「くっ。予想以上の強さだ」
「あのときより強くなってる」
『ここまで戦えたこと、誉めてやろう。だが、ここまでだ。地獄へ送ってやる』
(これで良いのか? いや、良いわけがない!)
「まだ、終わってねぇ!」
『何?』
「食らえ!」
「アルマー!」
アルマーは手下に斬りかかる。
『くっ、どこからそんな力が……』
手下は押されている。
「死ねー!」
『なっ、バカな!』
「うおっー!」
『ガハァ! 魔王様、お許しを……』
手下は死んだ。
「はあ、はあ」
「アルマー! 無茶しやがって」
「負けるわけにはいかなかったんだ」
『ほう。手下を倒したか。入り口を開けてやろう。そこで何を見るのかのう?』
魔王城が開かれた。そこで見たものは。
「姫!」
裸にされ、封印された姫だった。
「くそっ」
『なんとも美しい。お前の名を何度も呼んでいたぞ。嘆かわしい』
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