姫救出、また遠く

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「終わったのか?」 『馬鹿者め。本当の力を見せてやろう!』 「なんだって?」  辺りに邪悪な力が満ちる。 『さあ、掛かってこい!』 「食らえ!」  タツが魔法を唱える。しかし、あまり効いていないようだ。 『ぐわっはっは!』  魔王の目が怪しく光る。タツは眠ってしまった。 『死ねい!』  魔王が炎を吐く。タツは死んでしまった。 「そんな!」  マコトが特技を繰り出す。 『こいつは油断できんな。眠ってしまえ!』  魔王の目が怪しく光る。しかし、マコトには効いていない。  マコトは連続技を放った。 『ちいっ。こいつはなかなかやるな』  テツヤが援護に入る。 「メタル斬り!」  ズバッと決まり、会心の一撃。魔王は倒れた。 『バカな。この私が。ぬわーっ!』  魔王は砕け散り、姫の封印が溶けた。アルマーとタツが生き返った。
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