再会~彼女視点~

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住職さんと会う日。 平日なので、子供は、学校だ。 でも、次の日は、祝日。 帰りは、遅くなる可能性もあるから、両親にお泊りセットを預けた。 子供には、学校帰りに両親の家へ行く様に伝える。 パートナーさんは、今日は、夜勤。 『氣を付けていってらっしゃい。』 と、メッセージを受信。 パートナーさんからだった。 『ありがとう。行ってきます。』 と、返信し、住職さんとの待ち合わせ場所へ。 和多志は、住職さんの車種を知らない。 「ここなら、和多志が、よくわかるよね。」 と、思いつつ、待っていた。 1台の車が、目の前で停車。 「ん?」 と、下を向いていた和多志は、顔を上げる。 運転席には、住職さん。 助手席の窓を開け、 『お待たせしました。どうぞ乗って下さい。』 と、言われたので、 『こんにちは。お邪魔します。』 と、乗り込む。 道案内しながら、和多志のよく行く撮影場所へ向かう。 そして····。 流石だと、和多志は思った。 一眼レフで、三脚まで! 慣れてらっしゃる。 そして、一眼レフの写真の綺麗な事! 一眼レフ、欲しい! でも、今は、無理だなぁ。 いつか購入したいな。 住職さんを案内しながら、そんな事を考えていた。 住職さんは、終始楽しそうにしてくれている。 「良かった。」 と、ホッとしていた。 夜景とかも撮影して、住職さんは、満足そうに帰っていった。
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