5人が本棚に入れています
本棚に追加
住職さんと会う日。
平日なので、子供は、学校だ。
でも、次の日は、祝日。
帰りは、遅くなる可能性もあるから、両親にお泊りセットを預けた。
子供には、学校帰りに両親の家へ行く様に伝える。
パートナーさんは、今日は、夜勤。
『氣を付けていってらっしゃい。』
と、メッセージを受信。
パートナーさんからだった。
『ありがとう。行ってきます。』
と、返信し、住職さんとの待ち合わせ場所へ。
和多志は、住職さんの車種を知らない。
「ここなら、和多志が、よくわかるよね。」
と、思いつつ、待っていた。
1台の車が、目の前で停車。
「ん?」
と、下を向いていた和多志は、顔を上げる。
運転席には、住職さん。
助手席の窓を開け、
『お待たせしました。どうぞ乗って下さい。』
と、言われたので、
『こんにちは。お邪魔します。』
と、乗り込む。
道案内しながら、和多志のよく行く撮影場所へ向かう。
そして····。
流石だと、和多志は思った。
一眼レフで、三脚まで!
慣れてらっしゃる。
そして、一眼レフの写真の綺麗な事!
一眼レフ、欲しい!
でも、今は、無理だなぁ。
いつか購入したいな。
住職さんを案内しながら、そんな事を考えていた。
住職さんは、終始楽しそうにしてくれている。
「良かった。」
と、ホッとしていた。
夜景とかも撮影して、住職さんは、満足そうに帰っていった。
最初のコメントを投稿しよう!