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お寺へ向かう前日、お土産を購入。
和多志の地元では、定番のお土産。
それと、お礼の準備。
忘れ物が無いか確認してから、お寺へ向かう為、駅へ向かった。
列車に揺られながら、電話の時の住職さんの声を思い出す。
優しい感じだけど、しっかりとした声だったなと。
目的の駅に到着して、時間を氣にしながら、お寺へ向かう。
初めて来た場所。
静かな町並みで、時間がゆっくりと流れている様に感じる。
キョロキョロとしながら、お寺を探していると、目的のお寺が見えてきた。
お寺の前まで来たのは良いが、このまま入っても大丈夫か、しばらく入口を見つめて悩んでいた。
「中に誰か居ないかな?誰か出てこないかな?」
と、心の中で思いつつ、誰も出てこなさそうなので、
「よし!」
と、心で呟き、中へ入っていった。
静かで、とても掃除が行き届いていて、落ち着く。
少し進んで行くと、人影が見えたので、
『こんにちは。予約していた○○です。』
と、挨拶をした。
「住職さん?かなぁ?」
と、思いつつ、その男性を見つめていた。
その男性と目が合った時、その男性の目が、少し見開き、ビックリした顔になった。
和多志は、
「?(´・ω・`)?」
と、いう感じの顔をしていたと思う。
その男性のビックリした顔も少しの間で、直ぐに普通の表情になり、
『こんにちは。どうぞこちらへ。』
と、案内してくれた。
その声を聞いた時、
「あ、電話の時の声。この方が、住職さんだ。」
と、思いながら、トコトコ付いて行く。
本堂に案内され、
『こちらで少しお待ち下さい。』
と、言われた。
待ってる間、本堂をキョロキョロ。
「カメラ持ってくればよかった。」
と、ちょっと悔しく思っていた。
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