再会~彼女視点~

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住職さんが、 『大丈夫ですよ。』 と、アドバイスをしてもらいながら、その言葉を何度も言ってもらってる内に、ホッとしていっている事に氣が付いた。 「ここに来てよかった。」 そう、心の中で思っていた。 住職さんから、メッセージアプリのID交換を申し込まれた。 理由を説明してくれたので、納得し、ID交換をした。 仏教のお話もしてくれた。 とてもわかりやすく教えてくれた。 そんな感じに色々話をしている内に、写真撮影するという趣味が、住職さんと同じという事を知った。 『どんな所へ撮影しに行くのですか?』 と、聞かれたので、 『和多志の住んでる近くに大きな公園があるんです。そこに撮影に行ったりします。 後は、良い眺めの山とか、海へ行きますね。』 と、話した。 『そうなんですね。良いですね♪』 と、言うので、 『こちらに来た時は、和多志が、案内しますよ。』 と、和多志が、言うと。 『その時は、ぜひ、お願いします。』 と、嬉しそうに住職さんは、言った。 「リップ・サービスだろうなぁ。」 と、心の中で思ってた事は、ナイショ。 『今日は、本当にありがとうございました。』 と、和多志は、住職さんにその言葉とお礼を渡した。 帰る時に、 『良い写真、撮影できたら送って下さい。』 そう、住職さんが言うので、 『わかりました。』 と、和多志はそう答え、お寺を出た。 帰りの列車に揺られながら、 「楽しい時間だったなぁ。行ってよかった。」 そう思っていた。 和多志のパートナーさんに、 『今、帰ってるところ。相談しに行ってよかった♪』 と、メッセージを送った。 『それならよかったね。氣を付けて帰ってきて。』 と、パートナーさんから返事が届いた。
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