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「私にゃ観賞用ですら2次元の方がときめくのだよ...ひなたよ...」
「しえちゃんったらもう、華の女子高生が枯れているわよ」
そんなたわいも無い会話をするのだ、まぁ向こうだってスクールカースト的に下にいる私なんか眼中には無いだろうしな!
と思って一瞬目をやった時に偶然だろうか、また目が合う...そしてにこりと笑顔を見せるが、途端背中にざわりしたものが走った。
偶然?まぁ気のせいだろう...それにしても何でこんなにも目が合うとザワザワするのだろうか...
───
その日は週一回の部活動のある日で、食い気に走っている私は製菓部に在籍中なのである、お菓子大好き!
ちなみに製菓部は私を含めて5人の少人数の部活である、1年生が2人、2年が私含む2人、3年の部長である。
今日はフルーツパウンドケーキ作るという事でいろいろ張り切るのだ!
「しえちゃん先輩!」
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