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不実な人間
Sヤブも、今回のことは少しは応えたよう(に見えた)。しょんぼりしている(ように見えた)。
もしかして、Sヤブ、医療ミスはしたけれど、Sヤブなりに一生懸命治療をしていたのかなあ・・・。
などと、Sヤブに好意的な解釈をしてしまう、救いようのないほどお人好しの私。
なんだかかわいそうに思えてきたので、
「こちらは、ホワイトニングは素晴らしいですよ」
と褒めてあげました。
さらに、
「また、ホワイトニングではお世話になってもいいですか?」
と言ってあげた。
したらSヤブ、
「もちろん! 是非、来て下さい! お待ちしています!」
と、こっちが引くほど友好的な態度。
この言葉を、Sヤブは、次の来院の際に、全面的に覆すんだけどね。
Sヤブ、こんなやり方で、よくもまあ今日まで生きてこられたもんだ。
不実な人間のほうが、うまく世渡りできるのかねえ。
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