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どれだけ愛を囁こうが
それは決して人を希望へと導いたりはしない
それは逆に 囁いたその時 その場所に
繋ぎ止める鎖となる
どれだけ愛を交わし合おうが
それを多く与えたものが取り残される
誓った言葉 持った覚悟 そんなもの
言った本人しか覚えていない
そんなものさ 人と人だ
分かり合えるはずもない
俺だって分かってはいない
現実(金)が舌を出して笑う
俺が欲しいかいって
俺が欲しいのは確固たる愛だ
どんなものにも負けない愛し愛される
ただそれだけのことだ
わかってるさ
それが自分にかけた呪い
愛という名の 救いようのない呪い
ほらまた
現実が舌を出して笑ってる
救えないって
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