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何故私がこのような考えを持つようになったか、もう少しだけ私の経験を書かせて下さい。
私は趣味の一環で神社に行ってお参りをして、考え事をしながら境内を歩く事があるのですが、その時に自分の頭の中がすごく散らかっていて考え事に集中できない時がありました。
そんな時、「この散らかった思考を誰か解決してくれへんかな」と考えていました。
でもそれは不可能な話です。人の思考を読み切る事は誰にもできませんからね。
そしてそんな自分の現状を客観的に見た時、
「コイツ(自分)めっちゃくちゃ孤独やん!うっわ可哀想やなぁ〜!」と思ったのです。
誰にも自分を完全に理解される事はないのかぁ…まぁそうかぁ…と。
その時はすごく哀しくなり、心にポッカリと大きな穴が空いたような感覚に襲われた事を覚えています。
しかしそれと同時に、逆に自分も身の回りの人のことを完全には理解できないんだと気付き、
「あぁ、みんな一緒か、みんな孤独なんだ」
と思った訳です。
その一点においてはみんな置かれている状況は同じで、ただ唯一違うのは自分はこの事実に気付いていて、この世の中の大半の人は知らないだけなんだ、と。
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