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そんな気づきを得て、ただ無言で帰路を歩く自分を映画のフィルムでも見ているかのような感じでぼーっと眺めながら過去を振り返っていました。
親が亡くなった時のこと。
色々勉強して、もがいて自分の人生について考えていた時のこと。
他にもたくさん振り返った事はありますが、こうやって一つ一つ自分の過去と向き合い、客観的に眺めていると
「コイツ(自分)普通に辛い体験結構してるよな」と言う感情になった訳です。
それと同時に、自分に対して
「中々いろんな経験して来たのにめげずにちゃんと人生歩んでて、なんかコイツ可愛いな」
といった愛にも似た感情が湧いて来たのです。
自分に感情移入(?)した様な感覚でした。
確かに人生は孤独ですが、そんな孤独な自分を本当の意味で理解してあげれるのは紛れも無く本人である自分自身しか居ない。
だったら、コイツ(自分)に対してもっと良い想いをさせてやろうと思える様になりました。
これが、孤独を知ることによって自分をコントロールする事の重要性に気づいた一件です。
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