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再び、いつもと同じ夜ゴト/その2
再び、いつもと同じ夜ゴト/その2
そしてこの夜の、”なり切り劇場”は始まった…。
まずはベッドの上で、それぞれipadのハメ動画を鑑賞となった。
その際、ボリュームは最大にして。
「なによ、あなた!この女への愛撫、私ん時と全然違うじゃない!」
「お前こそ、こんなダサ男に目をトロンでコーフンしやがって!いつもは能面でマグロ状態なくせに!」
「そっちこそ!愛情こもってないのよ、私には。通り一遍で」
「それはこっちのセリフだ。何なら、終いにしたっていいんだぜ!もうマンネリで、お互いのカラダも飽きちまってきてるんだ。セックス相手は他にいるんだしな、どっちも…」
早くも二人は、カンゼンに”なり切って”いた…。
***
「あなたには、奥さんもね~」
「カミさんは別だろーが!お前だって、惚れてる男はいるんだろ!所詮、そいつとハメるだけの仲のオレとじゃ、気持ちの入りが違ってるっての!今日、はっきりわかったわ」
「私のカラダ、もう飽きたの…、ホントに?」
「お前はどうなんだ…」
「もう…!私はあなたのカラダ、上から下まで全部、一番好きなのよ‼」
「F美…」
ここで、二人はいきなり抱き合い、唇を重ねるのだった。
***
「あー、愛してるよ、F美!」
「奥さんよりも?」
「ああ、お前が一番だ。さあ、オレの欲望を全部受け止めてくれ~~」
二人のなり切りぶりは極めてリアルだった。
これもいつも以上に…。
んで…、ということになるのだが…⁇
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