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159-2.サンドイッチの試食
*・*・*
いよいよ、明日が式典の本番。
移動は馬車ではなく、シュライゼン様の転移魔法で行くらしいからとお尻が痛くなることはなくなった。
なので、今日は午前中にマナーの再確認をしてからサンドイッチ作りに取り掛かりことにする。
ただし、少々味見したいので複数用意してみた。
「パンにバターのみ、マヨネーズのみ。マスタードを混ぜたもの。その四種類にそれぞれレタスを挟んだもの。以上の卵サラダサンドイッチを吟味し合いましょう!」
『おお!』
「「わかった」」
コカトリスの卵サンドイッチが美味しいのはもちろんだけど、多少の工夫はしたかった。
だから、用意はしてみたのは。内側に塗るマヨネーズを少々工夫したわけである。レタスも挟むかどうかの有無もかねて。
まずは、スタンダードにマヨネーズのみ。これは文句なしに美味しかった。その後のバターも同じく。
次に、粒マスタードにバター。
「「う〜〜ん……」」
『美味いでやんすよ?』
「いや、レイ。これは好みが別れそうだと思ってね?」
『あ〜……』
『おいちーでふにょ?』
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