イソロピアと梟

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愛されることを喜び 愛されていると信じ 貫き通した答えが 別れでした 棄てられたのか 棄てたのかさえ解らず 泥芥の淵でフクロウが 訝しげな鳴き声を放つ キミの愛は全て瞞物 愛されたことも全て瞞物 なにもかもが偽物だらけ いい加減認めなよ そうなることで楽になれるなら 今宵も深淵で悪い顔したフクロウが こちらを見つめて鳴いている 逆転の発想さ キミは自由になったんだ 悪知恵にも程がある
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