◆事件にからむ美女(!?)出現!4代目のヒミツの捜査!!◆

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(瑞希お兄ちゃん!?) 「もしもし!?」 菅原凛の姿にもかかわらず、反射的に出てしまう。 そんな自分にダメだししたが、そのミスが吹っ飛んでしまうほど、大好きな声が聞こえてきた。 〈もしもし、凛か?今、電話しても平気か?〉 「あ・・・あ~は、はい!一応・・・」 小声で返事をすれば、電話口の彼に笑われた。 〈その割には小声じゃん?まぁ長話するつもりはねぇーんだけど・・・薬の件、どーなった?〉 痛いところをつかれる。 返事に困ったけど・・・ 「それが・・・薬を勧めてきた子が、いなくなってしまいました。」 〈いなくなった?〉 「はい。薬は返せた・・・そうなんですが、そのまま、いなくなってしまったそうなんです。」 〈返す時、もめたのか?〉 「ええ・・・受け取らないなら、あなたが飲まないなら、私があなたの分のサプリをあなたが飲んだことにして、私が飲むとか言ったりして・・・た、らしいです。」 〈ふーん。〉 私の説明に、低い声で返す瑞希お兄ちゃん。 「どうしましょう?」 指示をあおげば彼は言った。 〈周りは、いなくなったこと知ってんのか?〉 「はい。大騒ぎで、今も探しているみたいです。捜索願までは、どうなっているかわかりませんが・・・」 〈まともな親なら出すだろう。凛は手を引け。あとは大人に任せとけ。〉 「でも。」 〈オメーは、医者でもサツでも保護者でもねぇだろう?〉 「そうで・・・え?医者?」 〈多分そいつ、ドラッグ中毒になってるぞ。〉 「ええ!?」 〈他の奴に渡すはずだった薬を、自分が手をつける発言したんだろう?そりゃあ、相当だぞ。〉 「そんな・・・」 悪い予感が当たってしまった・・・。 〔★最悪の展開だ★〕
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