◆事件にからむ美女(!?)出現!4代目のヒミツの捜査!!◆

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〈凛はもちろん、俺でもどうにかできる話じゃない。大人に任せちまえ。〉 「ですが・・・」 〈凛のことだから、親切にサツへ通報とかしたんだろう?〉 「しました。」 (代理人を使ったけど。) 〔★関西男子が引き受けてくれた★〕 〈だったら、十分じゃねぇか?後はおまわりさんの仕事だ。そもそも、凛のせいでいなくなったわけじゃねぇ。〉 (いや、そうとも言えないかも・・・) 私が薬を返す時に、もっときちんとしていれば・・・と、思ってる。 (まさか、いなくなるなんて思わなかったもん。) 〈声が暗いぞ?あんまり責任感じるなよ?いいな?〉 「・・・・ありがとうございます。」 優しい瑞希お兄ちゃんの言葉。 それで少しだけ気が楽になる。 〈じゃあ、この話は終わりにしようぜ。凛、これから会えるか?〉 「え?もちろん、会えますが・・・?」 〈なら、一緒に番飯食おう。大原会長からご招待が来てるんだ。〉 「会長さんから?」 〈おう!詳しくは会って話すから、フェリチータに来てくれ!待ってるからよ?〉 「は・・・はい!」 〈あとでな。〉 電話が切れてからも、しばらく画面を見ていた。 (瑞希お兄ちゃんとのご飯・・・久しぶりだな~♪) 好きな人からのお誘い、嬉しいなぁ~♪ 〔★正確には、会長からの誘いだ★〕 総長モードだったのが、恋愛モードに変わる。 大好きな人に会える幸せ! 私の気持ちは、すっかり切りかわっていたのだったのだが――――――― ヴヴヴヴヴヴヴ! 再び携帯が鳴る。 (ヤマトだわ。) 迷ったけど電話に出た。
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