140人が本棚に入れています
本棚に追加
/535ページ
みんなで警察署に向かった。
「なにやってんだよ!?」
「ごめんなさーい!!」
瑞希お兄ちゃんのバイクの後ろで、何回も謝罪をした。
「まぁまあ、本人も反省してることやし、許したってー!うっはっはっ!」
「ですよねー」
「オメーらも反省しろ!」
私達の横で二ケツする友達2人を瑞希お兄ちゃんが叱る。
LINEで瑞希お兄ちゃんに、ちーちゃんがバラさんに捕まったと連絡した。
瑞希お兄ちゃんとは、つなぐがいるコンビニで待ち合わせる。
ヤマトの家で着替えてから、迎えに来たヤマトと共に、つなぐが待つコンビに向かう。
つなぐと合流し、瑞希お兄ちゃんが来るまでの間、ことの詳細を聞きだした。
「なにがあったんですか!?」
「うははは!わしとつなぐとながちゃんの3人で、宿題することになったんや!そんで、ながちゃん家で宿題することになって、お菓子こうてこーってことになって、コンビニで買い物してたねん!」
「それで?」
「うははは!わしとながちゃんが先に買い物終わっての~わしは立ち読みしながら、つーちゃんを待ってたねん!」
「それで?」
「長政は先に外に出たんです。」
「そしたら、パトカーが止まりおって、中からバラさんが出てきたねん!うははは!」
「バラさんが!?」
「せやねん!ながちゃん、バラさんと知り合いやったんかぁ~と思って見とったら、パトカーに押し込まれて連れてかれたねん!うははは!」
「のん気に見てたんですか!?」
「うははは!助けよう思うたけど、つーちゃんがやめとけってゆーてな!」
「何で止めるんですか!?仲間なら助けるものでしょう!?」
「ぼっしーのお気持ちはわかりますが、こちらが手を出せば、普通に公務執行妨害になりますからね。」
「国家権力に一般人は勝てへんしな!うはははは!」
「そうかもしれませんがっ!!」
(正論だけれども!)
「もう少し、ちーちゃんを心配するそぶりやら発言やらは出来ないんですか!?」
「うはははは~!照れるのぉー!」
「ふふふ~忍びは常に平常心です♪」
(この態度ってどうなのよ!?)
〔★まさに他人事(ひとごと)だった★〕
最初のコメントを投稿しよう!